安藤忠雄建築 Museum SAN 

有名な建築家である安藤忠雄氏が設計したこのミュージアムは、江原道(カンウォンド)の原州(ウォンジュ)市の山の中にあります。 山と光と芸術が共存する ミュージアム ここにしかない世界唯一のミュージアムのご紹介です。


目次

ミュージアムSANとは

四季ごとに、全く違った顔を見せるミュージアムSAN。訪れる時間によっても全く違った印象を受けるミュージアムSAN。

世界的な建築家、日本の誇る建築家安藤忠雄氏が設計したコンクリート打ちっぱなしの建物は、山の中に溶け込んでいます。

SANとは

S− Space(空間) A− Art (芸術) N− Nature(自然)

ミュージアムSANは建築と芸術、自然が山の頂上で出会い、調和して、今までになかった新しい静寂をかもし出す空間です。外部と断絶され、ただの「自分」で居られる瞬間、旨の奥に温かく丸い静けさがあなたと共にあることでしょう。秘密を秘めた森の中のミュージアムSAN,ここで美しさと神秘を心ゆくまでお楽しみください。

 引用:ミュージアムSANパンフレット 

ミュージアムSAN施設紹介

韓国最大規模2万1千坪の敷地もあるミュージアムSANの施設を紹介してまいります。

自然庭園:Garden

フラワーガーデン】 ナデシコ科の”セキチク”が80万株植えられています。英名は、チャイニーズピンク ピンクに覆われるフラワー庭園はとても美しいです。

冬には霜が降り、こんな姿を見せてくれます。

180本のシラカバ並木

葉の落ちたシラカバ 澄んだ冬の空に映えます。

ギャラリーまでのこの道は、自然との会話ができる気がしました。身体中の空気が入れ替わるようです。

ウォーターガーデン

ミュージアム本館までの道

水の中に敷き詰められている小石、水面に映る景色が時間季節とともに変化し、一瞬一瞬がアートです。

冬は水が凍っていました。

 

ストーンガーデン

新羅時代の古墳をモチーフにしたストーンガーデンは、すべて江原道の山から採取した石を使用しているそうです。

綺麗に敷き詰められた石の美しさ、光の柔らかさを感じられました。

Gallery:ギャラリー

ペーパーギャラリー

韓国初の紙専門博物館。 体験プログラムなども用意されており、版画の専門家に直接習う機会もあります。

文化財、工芸品、などが展示されております。

チョンジョギャラリー

ドローイング作品を中心に所蔵されており、韓国の現代美術を見ることができます。

James Turrell:ジェームズ・タルレ

主として光と空間を題材とした作品を制作している現代美術家である。光を知覚する人間の作用に着目し、普段意識しない光の存在を改めて認識させようとするインスタレーションを多数制作している。

引用:Wikipedia 光と空間の芸術家ジェームズ・タルレの作品5点を体験できます

ジェームズタルレ

  • スカイスペース
  • スペース・ディビジョン
  • ガンツフェルト
  • ホライズンルーム
  • ウェッジワーク

とてもどこまでも広がる空間感覚により、不思議な感覚に陥ります。その不思議な感覚の空間の中に自分自身が溶けこんでいくような気分になりました。 ジェームズ・タルレ館は、撮影禁止施設なのでご注意を。 ジェームズ・タルレ アジア最大の常設展示場です。ここは必ずおさえておきましょう!

ミュージアム詳細

【観覧時間】

  • ミュージアム 10:30〜18:00
  • ジェームズタルレ館 11:00〜17:30

【入場券販売終了時間】

  • ミュージアム 17:00
  • ジェームズタルレ館 16:30

【休館日】 毎週月曜日 【観覧料】

ミュージアム(ギャラリー+ジェームズタルレ)

  • 大人:28000W
  • 小人:18000W

ギャラリー

  • 大人:15000W
  • 小人:10000W

ミュージアムSAN 行き方

「清涼里駅」より中央線にて「原州駅」まで、約1時間

Korailチケット購入予約はこちらから(日本語)

原州駅よりタクシーで20分〜30分ほど。3000Wくらいです。

原州バスターミナルより無料シャトルバスが出ておりますが、本数がとても少ないので、タクシーをお勧め致します。

住所:江原道原州市地正面月松里山129-5

まとめ

安藤忠雄氏設計の美術館、そして光と空間の芸術家ジェームズタルレ氏の作品を見ることのできるアジア最大級の美術館。

江原道の自然に溶け込んだ美術館。

「韓国人が必ず行くべき韓国観光100選」に選定、イギリス経済新聞でも「どこにもない夢のミュージアム」と言われているミュージアムSANへぜひ!

 

 

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この記事を書いた人

渡韓歴34年 100回以上

仁川観光広報大使(2016〜2024)
江華郡広報大使(2017〜)

韓国に魅了され、韓国が生活の一部となりました。ゆるりと韓国情報を発信。

自分らしく歳を重ねていきたいミドル世代の方に向けて ”行ってみたい” ”やってみたい” きっかけを届けるサイトを目指しています。

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