初めての仁川 地方旅 仁川初心者が行くべきスポット

冬ソナの韓流ブームからそろそろ20年を迎えようとしています。

「ソウルにはたくさん行ったんだけど、まだ地方には行ったことがないです。」 「ソウルはほとんど見たから、そろそろ地方にも行ってみたい。」そんな声もよく聞くようになりました。

そこで、今年こそソウルを飛び出して、地方旅にチャレンジしてみませんか? 今日はそんな方のために、仁川をご紹介したいと思います。


仁川(インチョン)とは

仁川というと、みなさん思い浮かべるのは”仁川空港”だと思います。1月に第二ターミナルも誕生して、ますます便利になりました。

しかし、仁川空港は利用したことがあるけど、仁川には行ったことがない。という人が大半かもしれません。

仁川は、空港のイメージが強いですが、国際港湾も持っており、空の玄関口でもあると同時に海の玄関口でもあります。

また、仁川は人口が韓国第三番目の都市でついに人口300万人を突破しました。ソウルへ通勤する方のベッドタウンとしても人気の都市なのです

目次

仁川が日帰り地方旅にオススメな理由

では、なぜソウルに拠点をおいて、仁川が日帰り旅行としてオススメなのか? どんな良いことがあるのか?

仁川観光広報大使のよすみまりが、仁川が日帰り旅にオススメな理由をまとめてみました。

 

ソウルから近い

ソウル地下鉄1号線の終点が「仁川駅」 ソウル駅から約67分

また、仁川の中でも大きな市場のある「富平(ブピョン)駅」までは同じく地下鉄1号線で約46分の距離です。

ソウルから地下鉄に乗って1時間ほどで到着できるのが、仁川の魅力です。

仁川駅から徒歩圏内に見どころがたくさんある

仁川駅周辺に見どころがたくさんあるのもオススメポイントです。

移動時間ばかりとられてしまうと、非効率ですからある程度徒歩で色々見てまわれるのも重要です。



チャイナタウン

韓国式ジャージャー麺発祥の地である仁川のチャイナタウンは、仁川駅の改札を出たら、目の前に入り口があります。

奥に見える白色の建物が仁川駅です。

ジャージャー麺博物館もあり、ジャージャー麺の歴史について学ぶことができます。

チャイナタウンでは、ここでしか食べることのできない100年前のジャージャー麺をぜひ召し上がっていただきたいです。

 

自由公園

韓国初の西洋式公園です。とても広くて、海を望むこともでき、マッカーサー像の前にはバラ庭園も広がります。

公園内には、たくさんの桜があり、桜祭りなども行われ、地元の人の憩いの場になっています。

 

旧市街地

日本が統治していた時に、日本人が住んでいた地区(旧日本人街)が残っています。

当時の長屋作りの家が残っていたり、昔の銀行が現在は博物館として使用されていたりしています。

疎開地の境目では右が日本、左が中国と一目でわかります。灯篭の形が日本側、中国側で異なります。

 

新浦(シンポ)市場

仁川駅から徒歩15分ほどで到着するのが、新浦市場。二本の通りがありアーケードのかかった市場です。

お魚や、野菜、生活用品、海苔屋さん、お菓子屋さんなど様々な物が販売されておりますが、その中でも有名なものが「タッカンジョン」と「コンガルパン」です。

【タッカンジョン】

【コンガルパン】

こまりちゃん
タッカンジョンコンガルパンは、新浦市場でしか食べられないので、必ず食べてみてくださいね。

韓国の過去、現在、未来を感じられる

仁川には、過去 現在 未来を感じられる場所があります! 韓国のいろんな時代を、コンパクトに体験できるんです。

いろんな顔を持つ仁川をご紹介してまいります。

過去を感じられる場所 旧市街地

旧市街地と呼ばれているエリアが、仁川駅から徒歩10分弱のところに広がります。

1883年から始まった租界制度により日本からの移住者が増え、旧日本人街が出来ました。租界制度は、1914年に廃止されましたが、日帝時代にさらに日本人の居住地は拡大を続けたそうです。

開講当時は、348人だった日本人は多い時には、仁川総人口32395名の中13315名にまでなったと言われています。

当時、近代的な日本式建築物が多く建てられ、現在まで引き継がれています。

この建物たちは、ずっとここで生き続けて、暮らしを見てきたんだ。と過去に思いを巡らせながら、いろんな思いが交錯する場所でもありました。

 

未来を感じられる 松島(ソンド)新都市

仁川空港からリムジンバスで30分〜40分、仁川大橋を越えると未来都市 松島新都市があります。

65階建ての超高層ビルや高層マンションが建ち並ぶ街並みに、ここはどこなんだろうと錯覚を起こしそうになります。

松島新都市は、経済自由地域に指定されており、ビジネス、観光の拠点として発展を続けています。

ラグジュアリーホテルも多く、仁川空港から近いこともありクルーなどの宿泊にも利用されているので、ホテルのラウンジで制服姿のクルーに会うこともしばしば。

またドラマの撮影などでもよく使用されているので、撮影隊に出くわすこともあります。

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夜景も大変素晴らしく、松島新都市にあるセントラルパーク中央を流れる川を走行する 水上タクシーからの眺めも美しいです。

 

こまりちゃん

同じ仁川でも旧市街地とは、全く違った雰囲気を楽しめますよ

まとめ

ソウルから約1時間でのショートトリップ。

初めての地方旅には、行きやすくて、観光地も美味しいものもたくさんある仁川がオススメです。

宿泊してたっぷり楽しんでいただきたいですが、まずは日帰りでその魅力を少しかじっていただければ、次回は宿泊で行きたくなるはずです!

 

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この記事を書いた人

渡韓歴34年 100回以上

仁川観光広報大使(2016〜2024)
江華郡広報大使(2017〜)

韓国に魅了され、韓国が生活の一部となりました。ゆるりと韓国情報を発信。

自分らしく歳を重ねていきたいミドル世代の方に向けて ”行ってみたい” ”やってみたい” きっかけを届けるサイトを目指しています。

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