前回の記事で、市場巡りがじわじわ来ている。とご紹介したのですが、今回ご紹介するのは、ソウルではなくちょっと足を伸ばした地方の市場です。
ソウルとはまた違った雰囲気を感じられる、地方ならではの市場の様子をお伝えしたいと思います。
原州(ウォンジュ)市場
原州(ウォンジュ)市場は、原州市最大の市場です。ソウルから1時間の距離なので、日帰りできるので気軽に足を伸ばせます。
原州市場には何が売っているの?
何でもあります!!
本当に何でも売っているんです。それでは実際にどんなものが売っているのか見てみましょう。
ずらっと両側にお店が並びます。
珍味や干した魚などを販売しているお店。
ファンテ(スケトウ鱈を乾燥させたもの)も売っておりました。ファンテは、焼いたり、スープに入れたりいろんな食べ方がありますが、二日酔いや、お肌にいいということで、注目の食材なんです。この原州市場で販売しているファンテは、ソウルで買うようりも断然お得だそうです。
こんな風に測り売りしています。自分の目で見て、会話をしながら買い物ができるというのは、市場巡りの醍醐味。
この熟した透明な柿は、「대봉감」と言います。日本だとここまで熟した柿が売り出されることはないかと思いますが、韓国ではこのトロットロの柔らかい柿をスプーンでいただきます。
こんなに入れてくれて5000W(約500円)です。さらにおまけ1つつけてくれました。
マートだと難しいですが、こういったおまけがもらえる!と言うのも市場巡りでの楽しみの一つです。
そしてこんなものまで売っていました。夏場はあまりお見かけしませんが、なんだかわかりますか?
韓国寒いので、これを窓に貼って防寒対策をします。冬になるとこのプチプチをいろんなところで目にしますよー。
原州市場は5のつく日に行こう!
原州市場から歩いて5分かからないくらいのところで五日市も開催されます。(5のつく日に開催されます。)
人の流れができているので、ついて行くとたどり着けます。
五日市も覗いてみましょう!
パラソルが並び、大勢の人で賑わっています。
25匹で10000W(1000円)です。 安い!
大量のネギ。。。日本だとこんな売り方しないですよね。ダイナミックさについ笑いがこぼれます。
これなんだかわかりますか?「ポンデギ」と言います。 蚕のサナギです…。 これを紙コップに入れて販売していたりするのですが、私はどうしてもこれだけは食べられずお味はどうなのかいまだにわかりません。 ぜひみなさんチャレンジしてみてください!
ちょっと恐ろしい孫の手も売っていました。 素材もさることながら、形がちょっとグロいですよね(笑)
こんな風に色々ツッコミながら市場を巡るのが、楽しいんです。
生まれ変わった原州中央市場2階は必須
老朽化した原州中央市場の2階はリニューアルして、若者向けに作られた空間になっています。その名も「迷路芸術市場」
芸術という名の通り、ハンドメイド店や体験工房などが軒を連ねています。
可愛い鼻つきのマスクもハンドメイド。
今回は、ブレスレッド作りに挑戦です。
すごく上手に編んでいるのは、私ではないです。何度やってもできない不器用な私のような人には、先生が助けてくださいます。(ほぼ先生が仕上げました)
世界に一つの名前入り、ブレスレッドの完成です。
この他にも、キャンドル作りや、指輪作り、コップに絵付け体験など様々な体験が楽しめますので、「迷路芸術市場」で世界に一つのオリジナルお土産を作成してみてください。
原州市場への行き方
原州駅から徒歩20分弱
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住所:江原道原州市中央洞48
- ソウルからバス:東ソウルバスターミナルより1時間30分
- 清涼里駅からムグンファ号:1時間
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まとめ
市場での買い物は、現金払いが基本となりますので、ぜひ現金を用意してください。地方では両替所がない場合が多いので、そんな時はLINE PAYを利用してくださいね。
地方市場では日本語が通じないことが多く、行った先で一生懸命韓国語の単語や、身振り手振りで伝えると、おまけをくれたり、試食させてくれたりと嬉しいことがたくさんありました。
こういった現地の人との交流や現地の生活を肌で感じられることが、地方の市場巡りの一番の面白さではないかと思います。
来年は地方市場巡りを楽しんでくださいませ〜!
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