仁川(インチョン)と横浜は、2009年にパートナー協定が結ばれました。
仁川広域市と横浜市のパートナー都市締結を記念したイベント”ヨコハマモシッソヨ”と大通り公園納涼ガーデン祭りが共同開催し、第10回大通り公園納涼ガーデンまつり×ヨコハマ・モシッソヨが8月16日から9月30日まで開催されています。
そんな仲良しの仁川と横浜ですが、実は仁川と横浜はすごく似ていて共通点が多いんです。
そろそろ韓国地方旅デビューを考えている方には、ぜひお読みいただきソウルから簡単にいくことができる仁川(インチョン)を知っていただきイメージしやすくなるよう、今回は仁川と横浜を徹底比較してみたいと思います。
横浜と仁川(インチョン)の似ているところ
仁川と横浜は街の雰囲気も似ており、共通する部分が色々あります。どんな共通点があるのか、早速比べて行きましょう。
国際旅客船ターミナルがある
【横浜】
大さん橋は、デートスポットとして人気がありますが、立派なターミナル。正式名称「横浜港大さん橋国際旅客船ターミナル」
周遊での寄港先になっていたり、現在も海外との窓口となっています。
【仁川】
「仁川港旅客ターミナル」
東海から船で韓国に入ってくる中国の団体も多く、旅客ターミナル近くのeマートでは、大量買いをしている中国人がよく見られました。
仁川空港という空の玄関だけでなく仁川は海の玄関も持っていて、海外からの玄関口として韓国内ではとても重要な都市です。
人口
【横浜】
横浜の人口は、2018年8月現在 3740617人。政令指定都市の中でも断トツの人口です。
【仁川】
対する仁川の人口は、2017年に300万人を突破。韓国ではソウル、釜山に次ぐ第三番目となります。ここ数年で人口がぐんと伸びました。
ソウルのベッドタウンとして位置付けされており、ソウルへ通勤、通学している人も多くいます。
開港場がある
【横浜】
横浜は、1859年に開港し、海外からの文明の窓口となりました。外国人が移り住み、ホテルや洋館などが建ち居留地もできました。
【仁川】
仁川は1883年に開港しました。日本同様に海外から外国人が移り住み租界地が設けられました。
日本人街などもあり、開港場には当時の日本家屋を見ることもできます。
外国の文化の窓口になったという共通項があるので、街並みも似たような雰囲気になっているのかもしれません。
中華街がある
【横浜】
横浜の中華街は、日本を代表する「中華街」
神戸や長崎にも中華街がありますが、1番規模が大きいのが横浜です。
現在横浜中華街には600以上の店舗があると言われています。
南京町と呼ばれていたこの地に1955年牌楼を建てた。そこに「中華街」と書かれていたことから、南京町から中華街と呼ばれるようになりました。
【仁川】
韓国内では一番メジャーな「中華街」です。
仁川の中華街は、横浜の中華街に比べるとかなり規模が小さくこぢんまりとしています。中華街で迷う心配はありません。
仁川の中華街の店舗数は、現在中華料理店が66軒、韓食堂が27か所あります。
この地で発祥した「ジャージャー麺」をぜひ召し上がってみてください。
ここで移り住んだ山東省の中国人達が、夜食に食べていたものが始まりで、そこから韓国人の口に合うように変化をしていき、現在のジャージャー麺になったとされています。
これは仁川に来たからには、ぜひ食べておきたいマスト食です。
みなとみらいと松島(ソンド)新都市
横浜と仁川でとても雰囲気の似ているのが、横浜のみなとみらい地区と松島(ソンド)新都市です。
近未来的な街並みに、ショッピングモールもあり、高層マンションが建ち並ぶ姿などがとてもよく似ています。
みなとみらいと松島新都市の似ている部分を探っていきましょう。
夜景が美しい
【横浜:みなとみらい夜景】
【仁川:松島新都市夜景】
ショッピングをするには?
【横浜】
横浜のみらとみらいには、「クイーンズスクエア」「横浜ランドマークタワー」「MARK IS」があります。
【仁川】
松島新都市にも「トリプルストリート」「現代プレミアムアウトレット」「NCキューブ」など大型のショッピングモールが集まっています。
どちらも最先端のお買い物ができる、ショッピングを楽しめる場所です。
宿泊施設
【横浜】
「横浜ロイヤルパークホテル」「ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル」「ホテルニューグランド」など有名なホテルが数多くがあります。
【仁川】
「シェラトンホテル」「オラカイホテル」「オークウッドホテル」「慶源齋ホテル」などがあります。
どちらの都市にもラグジュアリーなホテルがあり、夜景を楽しみながら優雅時間を過ごすことができます。
また、空港まで30分ほどで到着できるという立地も共通しています。
超高層ビルがある
【横浜】
横浜ランドマークタワー
- 70階建て
- 296.33m
- あべのハルカスに次ぐ国内2番目の超高層ビル
- ホテル、商業施設、オフィス、展望台
【仁川】
北東アジア貿易タワー
- 68階建て
- 305.1m
- 第2ロッテワールドタワーに次ぐ韓国2番目の超高層ビル
- ホテル、商業施設、オフィス、住居
非常に似ている点の多い二つの超高層ビルを抱えています。
海が見える公園がある
【横浜:港の見える丘公園】
1962年に開園。この地は横浜が開港してからイギリス、フランス、アメリが軍が駐留したところでもあります。
横浜港が見下ろせる高台に位置し、まるで仁川の自由公園のようです。
また公園内にバラ園がありとても美しく咲き、訪れた人々を迎えてくれます。
【仁川:自由公園】
仁川駅から徒歩10分弱のところにある自由公園。韓国初の西欧式公園として開園しました。
上まで登っていくと、仁川の海を見ることができます。マッカーサー像もたっています!
そして、マッカーサー像の周辺には、バラ園がありとても鮮やかに公園を彩っています。5月頃になるとバラを背景に写真を撮る方で賑わっています。
野球チーム、サッカーチームがある
【横浜】
野球
プロ野球チームとして「横浜DeNAベイスターズ」があります。
JR関内駅には、ホームスタジアムの横浜スタジアムがあります。
サッカー
横浜マリノス、横浜FCの2チームがあります。
横浜マリノスは、日産スタジアムをホームスタジアムに持ち、横浜FCは、ニッパツ三ツ沢スタジアムがホームスタジアムです。
【仁川】
野球
仁川には、「SKワイバーンズ」というチームがあります。仁川地下鉄1号線の文鶴競技場駅目の前にある仁川SK幸福ドリーム球場がホーム球場です。
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サッカー
仁川ユナイテッドFCというチームがあり、京仁線(地下鉄1号線)のトウォン(桃源)駅の目の前に仁川サッカー競技場があります。ここがホームスタジアムです。
まとめ
横浜と仁川の似ている点を、いくつかあげてみました。仁川の街を歩いていると、すごく横浜を感じる場面が多くあります。もちろん横浜を歩いていても仁川を感じる場面があります。
横浜、仁川ともに首都圏から近く、気軽に足を運べるスポットです。ぜひ皆さんに両都市に足を運んでいただきこの似ている都市を直接感じていただきたいです。
似た部分の多いこの二つの都市を通じて、もっともっと近い都市にもっともっと近い国になることを願っています。
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