四象体質を聞いたことがありますか?
韓国では西洋医学と東洋医学が共存していて、両方の治療を受けることができます。中国から伝わった漢方医学は韓国で独自に発展し韓方医学として現代も根付いています。
韓国の地下鉄1号線「祭基洞」駅の出口を出るとそこは韓方の香りに包まれた、日本では体験することのできない世界が広がっています。韓方の粉を買い求めにくる日本人が多く韓方の注目の高さがうかがえます。
韓方病院で受けたOリングテストによる四象体質診断に関してお届けしたいと思います。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″]今回の記事でわかること[/st-minihukidashi]
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- Oリングテストとは
- 四象体質によってわかる性質、体質
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今回は、仁川市医療FAMツアーで体験させていただきました。その模様もお伝えします。
韓医学とは
韓国で独自に発展した韓医学を代表するのがこの二人です。
許浚(ホジュン)と李済馬(イジェマ)
許浚(ホジュン)は1610年に朝鮮一の医学書「東医宝鑑」を完成させた。これは現在でも韓方医学のバイブルとされており、2009年に世界記録遺産としても登録されています。
李済馬(イジェマ)は、武官であったが官職を辞して保元房という韓医院を解説した。韓医院を行いながら「東医寿世保元」を執筆。これは四象体質の集大成として書かれました。
今回はこの李済馬(イジェマ)が構想した「四象体質」診断を体験。
Oリングテスト
O-リングテスト(正式名称Bi-Digital O-Ring Test、略称BDORT)は、手の指の力による代替医療の診断法である。ニューヨーク在住の大村恵昭(1934 – )が発明し、1993年に米国特許5188107を取っている 。
患者が手の指で輪(O-リング)を作り、診断者も指で輪を作って患者の指の輪を引っ張り、輪が離れるかどうかで診断する。この時、患者の体の異常がある部分を触ったり、患者の空いたほうの手で有害な薬や食物を持つと、患者の指の力が弱まりO-リングが開く、とされる。もともとこれはアプライドキネシオロジーの応用で、当初は腕の力の強弱による診断だった。のちにそれが指の力でも診断可能とされ、この診断方法が提唱された。
Wikipedeia引用
Oリングテストでは、患者にとって有害な薬や韓方に触れると輪を作っている指に力を込めていても、力が弱まり輪を作っていた指がパッと離れてしまうというもの。
実際に、病院で体験してきました。
私は右手で輪を作り力を込めます。そして左手には、シルバーの指輪をはめ先生が力を入れてこれを解きます。これを全部の指にはめて行います。
どの指にはめた時に指が緩むのか、ということで診断が行われます。
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- 親指ー肝臓
- 人差し指ー心臓
- 中指ー脾臓
- 薬指ー肺
- 小指ー腎臓
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を表すとのこと。
もし、親指にはめているときに外れたら肝臓が弱い→太陽人 という感じ。
四象体質がわかったら、今度はその四象体質が苦手な食べ物や韓方などを手に乗せて同じくOリングを行うと、何も乗せてない時は外れなかった輪が不思議なことに外れてしまうのです。。。
「そんなことあるの??」と疑う気持ちで体験をしたのですが、お写真の通り先生は私よりもお年を召していて、いくら男だとしても私の方が力が強いはずと自信を持っていました。
渾身の力を込めて、絶対に輪を離さない!と思って行ったのですが、親指にリングをはめたらなぜか指が外れてしまうのです。他の指と同様に力を入れていたのですが。。。
不思議ですよね。科学では解明できない何かがあるのだなぁと納得するのです。
四象体質とは
韓医学の父と呼ばれている李済馬先生が構想した四象体質。
人間いは生まれ持った五臓六腑の虚実があり、人それぞれ体質が違うので、その体質に合った薬を用いなければならない。私はこの真理を個人の著述と自らの長年の経験および研究を通じて発見した。これから先、私が死んだ百年後には必ずこの四象医学が人々に広く用いられる時代が来ることになるだろう
李済馬(1863〜1900)
四象体質論では、人はそれぞれ体質が異なるので、病気を治癒するときは体質に合わせて施術をすべきと主張。人を4種のタイプに分け、それらの体質に合わせて薬を作り、治療をおこなべきだ。とうたっています。
四象体質のタイプ
4種のタイプに分けられており、それぞれ強い臓器、弱い臓器があります。害になる食べ物、積極的に摂った方がいい食べ物などがある。また性格、気質なども詳しく書かれています。
太陽人
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- 上半身が発達していて下半身が貧弱
- 肺が強く、肝臓が弱い
- 対人関係がよく、社交性判断力が良い。
- 英雄心、自尊心が高い
- リーダータイプが多い
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【良い食べ物】
- 温かいものより冷たいもの
- 脂肪が少ない淡白なもの
- 海産物、野菜
【悪い食べ物】
- 刺激物
- 脂肪の多いもの
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少陽人
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- 胸が発達していて下半身が弱い
- 消化器系が丈夫
- 素早い対応ができ、事務処理などが優れている
- 積極性がある
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【良い食べ物】
- 冷たい食べ物
- 海産物、野菜
【悪い食べ物】
- 刺激性のある調味料
- 高麗人参
- 蜂蜜
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太陰人
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- 丈夫が弱く、腰が太い
- 心臓が弱い
- 持久力がある
- ユーモアがある
- 体格が大きく骨格がしっかりしている
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【良い食べ物】
- 玄米、もち米
- エゴマ茶
- チーズ
【悪い食べ物】
- 脂肪の多いもの
- 鶏肉、参鶏湯
- 刺激性食品
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少陰人
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- 下半身が発達している
- 脾臓が弱い
- 心遣いが細やかでモテる性格
- 計画性がある
- 消化不良になりやすい
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【良い食べ物】
- 温かい性質の食品
- 生姜茶
- 蜂蜜
- 刺激性のある調味料
【悪い食べ物】
- 体を冷やす食べ物
- 蕎麦
- きゅうり
- 梨
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ナザレ国際病院
今回四象体質診断をしていただいたのは、西洋医学、韓方医学共同診療を行っている「ナザレ国際病院」。
総合健康診断、西洋医学治療、韓方医学治療、リハビリテーションプログラム、など様々な治療を多角的に行っています。韓方医学界でとても有名なイ・カンイル教授がナザレ病院の創始者でもあります。
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【診療時間】月曜〜金曜 9:00-18:00 / 土曜日 9:00-13:00
【住所】仁川広域市延寿区モヌグム路98 ナザレ国際病院 国際診療センター
【最寄駅】仁川地下鉄1号線 東春駅
【ウェブサイト】www.nasaret.co.kr (日本語)
まずは上記サイトにてお問い合わせを
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まとめ
四象体質診断いかがでしたでしょうか? 私は何度か四象体質診断を行ったことがあるのですが、問診だけで行う簡易的なものからOリングを使用するものまであります。
自身の体質気質に合う食べ物などを摂ることで、より一層健康に過ごせるのであれば四象体質知ってみたいですよね。
韓医学に触れることで韓国人の食に対する想いの深さも感じられます。
韓国で四象体質診断是非機会がありましたら受けてみてください!
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