前回、前々回と仁川の代表的な市場をご紹介してまいりました。今回は観光客はあまりいない、地元密着の市場の登場です。
地元の人の生活を垣間見ることができる市場。今回は、東仁川にある現代市場をご紹介します。
現代市場とは
東仁川駅から歩いて15分ほどのところにある、あまり観光客も訪れない市場です。
東部市場と現代市場はつながっており、今は区別せずに現代市場と呼ぶ人が多いようです。
野菜やお肉から日用品まで揃う、地元の方の生活には欠かせない市場です。
現代市場のオススメ
手作りせんべい屋さん。以前も記事に書かせていただきましたが、ここのお店はコリアンフードコラムニストの八田さんの「食の日韓論」に描かれている、お墨付きのお店です。
[blogcard url=”https://www.amazon.co.jp/食の日韓論-八田-靖史/dp/4883206556″] [/blogcard]
과자굽는집
ガラスの向こうで、ご主人が店頭に並んでいるお菓子を作っています。
カンジョン
特にオススメしたいのが、ナッツバーのようなこちらのお菓子。ぎっしりとナッツが詰まっています。
1番人気がこのタイプです。
いろんな種類のナッツがあります。えごまが入ったものや、黒ごまがびっしり詰まったものなど様々です。
えごまが入ったものは、こちらです。マートにもこのようなナッツバーがありますが、えごまが入ったものは、とても珍しいです。
なんだか栄養もしっかり取れそうですよね。
[st-kaiwa6]これは食べる価値ありです[/st-kaiwa6]
ちなみにこちらのナッツバーは、1パックで1kgほどありますので、お土産にする方は、しっかりスーツケースの余白、重量を考えてお買い求めくださいませ。
手焼きせんべい
また、手焼きせんべいもオススメです。
せんべいと言っても、日本のあのバリバリ食べるせんべいとは違ってちょっと甘みのある生地です。
この青海苔がいい仕事をしてくれるんですね。絶妙な塩加減で、手が止まらなくなってしまいます。
一枚一枚丁寧に焼いていきます。 この重たい銅板をリズミカルに動かします。タイマーがなくても、長年培ったご主人の感覚で焼けるタイミングがわかるそうです。
最近は洋菓子に押され気味ですが、地元の方がおやつに食べたり友達の家におしゃべりに行く時に持って行ったりするそうです。
ロールケーキ
このお店で一番驚いたのが、ロールケーキ
どこか懐かしい感じのロールケーキ。昔の洋菓子店とか、パン屋さんで売られていたようなロールケーキ。
何が驚きかと言いますと。その重量なんと1kg弱!
そして、価格にも驚きです!
2018年8月現在 5000W(約500円)このボリュームで、このお値段にビックリ。
9月からは、1000W値上がりとなるようです。でも安い!
だんだん手作りの懐かしいお菓子やさんも後継者がいないため、消えていっています。できれば誰かにこの味を継いでもらいたいものです。
ぜひ愛情のたっぷりこもった手作りお菓子を食べに足を運んでくださいね。
現代市場アクセス
京仁線(地下鉄1号線)「東仁川駅」より徒歩15分
住所:인처광역시 동구 송림로109번길 21
グーグルマップ座標:37.4774470,126.6461222
歩くのがちょっと。。。という方は、バスかタクシーをオススメいたします。
【バスの場合】 「송림시장」で下車
東仁川駅より、3−2、12、17、24、40、41、番バスで停車します
まとめ
市民の生活を感じるには、市場に行くのが一番です。そして観光客の少ない市場だとより感じることができるはずです。
アーケードもある市場なので、歩きやすく、また様々なものが売られているので、見て歩くだけでも楽しいです。
イチオシの手焼きせんべいのお店は必須です。仁川の地元の方に愛される手焼きせんべいを味わってみてください。
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