仁川

江華島(カンファド)へ行くなら必ず寄るべき風物市場


江華島(カンファド)をご存知でしょうか? なんとなく聞いたことがある。。。という方もいらっしゃるかもしれません。

江華島(カンファド)は、2018年今年の観光都市に選定され、ドラマの撮影地として利用されるなど脚光を浴びています。

今回は、仁川の中でも今注目すべき”江華島(カンファド)”にある一番大きな市場 風物市場をご紹介します。

風物市場とは

風物市場は、江華特産物常設の伝統市場と、江華五日市が開かれる江華島で一番大きな市場です。

2007年にオープンして以来、江華島の人々の生活を支える大切な拠点となっています。

 

江華島の特産品を始め、野菜、魚、お餅、果物、キムチ、生活用品、服などが販売されており、ないものがない万物市場です

五日市

風物市場では毎月5日ごとに常設市場前の広場で、五日市が開かれます。

[aside type="boader"]五日市開催日
2,7,12,17,22,27日に開催されます [/aside]

 

地域の農民や、商人たちがパラソルを広げ、野菜を中心に販売します。色とりどりの野菜が鮮やかに広がり、その風景を見ているだけでもワクワクしてきます。

五日市には、江華島の住民以外にもたくさんの人が集まり、とても賑わいを見せます。

風物市場で必ず見るべきもの

風物市場の常設市場には、350もの店舗があります。2Fには食堂もあり見所がいっぱい。

その中でも特にオススメしたい、風物市場でしか食べられないものや、特産品などをご紹介いたします。

スンムキムチ

スンムはカブのことで、江華島の特産品のひとつです。

日本のカブよりも大きく、赤みがかっています。甘みが強く、また赤い部分はアントシアニンを多く含み、美容にいいと言われており別名畑の化粧水とも呼ばれています。


江華島では、スンムキムチ(カブのキムチ)がよく食べられています。

江華島の食堂に行くとスンムキムチが並ぶことが多いですが、ソウルや他の地方ではあまり食べる機会のないものですので、要チェックです。

常設市場の1Fに入ると、いろんなところでスンムキムチを販売しており、試食もさせてもらえますので、いろんなところで味わってみてください。

スンムキムチは、大きな容器に入ったもので販売されています。約1kg。重たいですが持ち帰る価値あり!

日本に持ち帰りたいことを伝えると、蓋の間にラップを挟んでくれたりビニール2重にしてくれます。

スーツケースに入れて持ち帰るしか手段がないのですが(機内は液体扱いで持ち帰れません)、漏れる心配があるので、念のため大きなジップロックなどを用意しておくと安心です。または韓国のDAISOなどでお買い求めください。

[voice icon="https://yomogimari.com/wp-content/uploads/2018/06/9134ccdb60c0b8c8dcd2e271abef5c0d-e1529037591378.jpg" name="こまり" type="l"]圧縮袋も密封できるので匂いも漏れませんでした。[/voice]

風物市場で、ぜひ口に合うスンムキムチを探してみてください!

江華うなぎ

江華島はうなぎも有名です。風物市場へ行くと店頭でうなぎを焼いていて、とってもいい香りがしてきます。

もくもくと煙が上がり、たまらないくいい香りがしてきます。のぞいてみると大きなうなぎを焼いています。

江華島のうなぎは、とても大きく厚みがあります。(ちょっと鯖のようにも見えますね)

 

日本ではうなぎは蒲焼が主流ですが、韓国では甘いタレなどつけずにそのまま白焼きにします。

塩で食べるのが主流です。うなぎそのものの味を感じられてとても美味しいです。

[voice icon="https://yomogimari.com/wp-content/uploads/2018/06/9134ccdb60c0b8c8dcd2e271abef5c0d-e1529037591378.jpg" name="こまり" type="l"]かなり大きいうなぎですので、何人かでシェアするのがオススメです。[/voice]

チンパン 찐빵

チンパンは、日本でいう”あんまんのようなもの。

風物市場の2Fには、できたてのチンパンを売っているお店があります。

江華島の特産品であるよもぎが練りこまれたチンパンがオススメです。

 

お店のお母さんが、とっても明るくて、笑顔で迎えてくださいます。

このチンパンは、とにかくコスパがいい!

だいたいチンパンは、1個1000Wが多いですが(大きさによる)こちらのお店8個入りで5000W

小腹が空いたら、よもぎのチンパンを召し上がってみてください。

ペンデンイピザ

ペンデンイは、サッパとも言われています。 日本ではママカリと言われる小さな魚で岡山県の郷土料理としても有名です。

ペンデンイは、ワタリガニと同じく韓半島の西側でよく取れるので、江華島でも有名です。

10〜15cmのペンデンイは、カタクチイワシよりは大きいのですが、内臓はカタクチイワシより小さく、すごくデリケートなお魚ですぐに傷んでしまいます。ですので、鮮度が重要なのです。

このペンデンイを扱うお店が、風物市場の2Fにずらりと並んでいます。

ペンデンイ定食といった形で出てくるペンデンイは、こんなスタイルが主流です。

 

ペンデンイのお店が揃う風物市場の中で、とてもユニークなペンデンイメニューを出しているお店を紹介したいと思います。

화덕식당(ファドクシクタン)

こちらは、ピザなどを扱うお店なのですが、その中にペンデンイピザというここでしか食べられないとても珍しいピザがあります。

しっかり1カットごとに、ペンデンイがのっています。

臭みもなく、アンチョビピザのような味わいで、大人のピザといった感じです。(もちろんお子様でもいただけます)

 

もう一つ注目いただきたいのが、ピザ生地です。

うっすら緑色になっているのが、わかりますでしょうか? 実はこのピザ生地には、江華島の特産品であるよもぎが練りこまれています

江華島の特産品をふんだんに使った、ここでしか食べられない一品です

[voice icon="https://yomogimari.com/wp-content/uploads/2018/06/9134ccdb60c0b8c8dcd2e271abef5c0d-e1529037591378.jpg" name="こまり" type="l"]ペンデンイピザは、食べなきゃ損する江華島の一品です。ぜひお試しください(ペンデンイピザのみ、鮮度の関係でテイクアウトはできません)[/voice]

風物市場へのアクセス

江華バスターミナルから徒歩3分ほどで風物市場に到着です。大通りを歩いていくと、次第に見えてきますので初めてでもわかりやすいのも助かります。

 

[box class="green_box" title="風物市場"]

住所:강화읍 갑곳리 849

グーグルマップ座標:37.7422908,126.4921831

[/box]

ソウルから行く場合

地下鉄2号線の「新村(シンチョン)」駅から、江華島バスターミナルまで約1時間半です。

「新村(シンチョン)」駅1番出口を出て、現代百貨店を右手に直進。5分ほど歩くと”パリバケット”があるところにバス停があります。

バス停留所は、「현대백화점 バス停ID:13259」 3000番の赤いバスまたは、3000A番の青い2階建てバスです。

江華島バスターミナルは、終点ですので降り損ねる危険もないので安心です。

3000番バスは、同路線を3000A番の2階建てバスも走っています。運が良ければ2階建てバスに乗れるかもしれません!

[voice icon="https://yomogimari.com/wp-content/uploads/2018/06/9134ccdb60c0b8c8dcd2e271abef5c0d-e1529037591378.jpg" name="こまり" type="l"]3000番バスは、地下鉄2号線「弘大(ホンデ)駅」「合井(ハプチョン)駅」にも停留所がありますが、金浦大学へ向かう学生で通学時間帯は満員になりますので、座っていきたい方は、新村駅のご利用をオススメします。[/voice]

まとめ

今回は、江華島にある風物市場をご紹介いたしました。江華島は、自然に恵まれており、農作物、海産物が大変豊富です。

そんな美味しいものが集まり、江華島住民の胃袋を支えている風物市場。その中でも絶対に食べないと損するものをまとめてみました。

ソウルからバスで1時間半の距離ですので、ショートトリップにも最適。ぜひ足を運んでみていただきたいオススメの市場です。

-仁川

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